ビンゴ☆マキシマム(その3)

2022年の抱負を語るシリーズその3です。

シリーズ1の冒頭では・・・まもなく、世界は「大きな転換期」を迎えるだろうという旨をさらっと書かせていただきました。こちらについては具体的な詳細や根拠については全く触れておりませんので、疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、当ブログでは多くを語らずに今後訪れるだろう世界の主観的考察に留めておきたいと思います。なぜならば、その全容は急がずとも公式な場で発表され、誰もが知ることとなるだろうからです。もしかしたら、専門分野の責任者であれば、すでにご存知かもしれません。守秘義務があるので、今はまだ公にできない。そんなスケールのお話です。

さて、今回はマキシマムの意図するところを、もう少し語ってみたいと思います。

最大多数の最大幸福」コロナ禍では特にこのような考え方が正義とされています。最も多くの人々に最大の幸福をもたらすためには少数の犠牲は致し方ないというものです。

メリットがデメリットを上回るため」報道番組で繰り返し耳にしたフレーズです。

このような物言いで、我々はこれまで何度も騙されてきました。

人の為と書いて偽りと読みます。

我慢はいづれ限界を迎えます。誰も幸せにはしません。

求める最大値は最大公約数ではなく、最大公倍数であるべきなのです。

それがマキシマムの意図する響きです。

それがもし、少数であったとしても、全体のために切り捨てられる者がいる事実が隠蔽され、耳障りの良い捏造で塗り固められた世界が「許容誤差の範囲」で正しいというのであれば、わたしは異端者で結構! 

それゆえにわたしはミニマムではなくマキシマムを主張いたします。

その4に続きます。

ビンゴ☆マキシマム(その2)

明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。これまでのところ、非常に穏やかな日差しに恵まれて、平穏無事な祝日を過ごしております。

さて、シリーズ2回目をお届けします。例年、お正月第1回目のブログでその年の心がけを標語として発表をしております。ちなみに2022年は「ビンゴ☆マキシマム」としました。それを記事のタイトルにさせていただいております。

マキシマムとは?あまり聞きなれない言葉かもしれません。ミニマムの反対語「極大値」くらいに捉えていただければ幸いです。近年はコロナ禍も影響もあり、余分なものを削ぎ落とし自分のライフスタイルや人間関係を見直すことが大切・・・みたいな論調が主流のような気がします。いわゆる「断捨離」ですね。

そんな流れに一石を投じたいという趣旨で考察してゆきます。

自分に向き合うことは決して悪いことではありませんし、自分探しをテーマにした書籍も多数出版されています。そこに異を唱えることは多くの方の気分を害する恐れもあるのですが、そこは誤解されることを承知で慎重に進めさせていただきます。

何年か前に[let it go](ありのままに)が流行ったときに同じような違和感を感じて記事にしたことがあります。具体的な解決策を模索することなく、手放すとはいかに?

現在、大切なものを切り崩さなければ存続することすら困難な業種が多くあるのが実情です。そんな中、苦渋の決断が迫られております。

そこで敢えて言わせていただきたいのです。「捨てて得る」が最善ではないのだと。

 「無責任なことを言ってお前に責任が取れるのか!」という批判が聞こえてきそうですが、そんなことを主張する方々に逆にお聞きしたい。

自分が過去に挫折した理由を正当化するために、他者の可能性を摘み取ることに罪の意識を感じないのだろうか?

大谷選手が2刀流のスタイルを貫いてメジャーリーグに挑戦した時にどれ程の人が気持ちよく背中を押してあげることができただろうか。その後、成功したのちに手のひらを返した専門家は謝罪したのだろうか。

二兎を追い続ける者だけが、二兎を得る。

わたしはそんな人でありたい。

ビンゴ☆マキシマム(その1)

お久しぶりでございます。

気が付けば、2021年もあと数時間で幕を降ろそうとしております。本当にあっという間でした。おかげさまで今年も無事に終えることが出来ました。

多くのお客様と取引先の皆様のお力添えがあってこそと感謝しております。本当にありがとうございました。

振り返ると2019年12月から発生したコロナ禍も早2年になろうとしております。これまでは「健康」を取るか「経済」を取るかの2択を迫られる状況でした。

近頃はSDGs(持続可能な開発目標)やワクチンパスポートの導入、さらに2022年1月1日に発効する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定などが目白押しで設定されています。政府も大手メディアも、これらについては十分な説明をすることなく、一つの明確な方向に水面下で駒を進めています。

このままでは、国民に残された選択肢は近い将来、

実質ただ一つとなることでしょう。

しかし、ご安心ください。そのようなことにはなりません。

今は全く説得力のない「たわごと」に聞こえるかもしれませんが、2022年に世界は劇的な転換期を迎えます。本当の豊かさや多種多様な選択肢を実感できる人生を誰もが生きられるようになります。

頭おかしい人に映るだろうな・・・と自覚しておりますので、これまで沈黙しておりましたが、そろそろ頃合いかと思った次第です。

「ビンゴ☆マキシマム」という謎理論については数回に分けて描いてゆきたいと思います。

それでは、良いお年を。

きらり婚のススメ

ブライダル制作教室を受講していただいた方からウエディング会場の様子を画像で送っていただきました。

あまりにも素敵なお話なのでご紹介したいと思います。

体験制作では結婚式に参加するすべての人に箸置きをそして、新郎新婦のご両親にはグラスをそれぞれ制作しました。今回のウエディングではドレスコードというものが特別に設定されていまして、参加者は服装のどこかでデニム生地を身にまとうことが条件とされています。

グラスと箸置きもデニムのイメージに合わせて装飾されています。

コロナ禍では大きな会場で大人数を集めての壮大なパーティーを企画することはできませんが、親しい友達と親族だけでのささやかな・・・そして、心温まる結婚式はこれからのスタンダードになるような気がします。

高級な食材だけなら、ネットで簡単にお取り寄せできる時代になりました。一方で、親しい人々との距離が制限されてステイ・ホームが随分と長い期間続いております。心にもデイスタンスが発生しないようにしたいものです。

そんな時期だからこそ、こうした工夫を凝らした自分らしい結婚式はぜひとも「キラリ婚」として定着していって欲しいものです。

これまでも、お客様とは消費者と生産者という関係だけではなく、制作のお手伝いをする協同制作者としての立場で接してきましたが、今回のブライダル制作では特に我々が目指す工房運営の方向性を表している事例として、記憶に残るものとなりました。

お二人の未来が素晴らしいものでありますようお祈りしております。

Over the Rainbow

新しい時代がやって来ます。

今はまだ、信じられないかもしれませんが、

それは確実にやって来ます。

それは明日かもしれません。

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キリギリス “UPRISING”

新年を祝う記事を書いてから、数週間であっという間に世の中は様変わりしてしまいました。想定はしていましたが、やはり危機感はつのります。

いよいよ、奥の手を出す刻が来たようですね。(中2病的発言)

今回の記事はタイトルからして意味不明ですが、キリギリス??を解明したいと思われる方は過去記事 「越冬キリギリス」を読んでいただけると幸いです。

夏の間、楽しくバイオリンを弾いていたキリギリスが冬になると、成す術もなく、凍えながらアリに助けを求めるというお話。イソップ童話のひとつ「アリとキリギリス」のキリギリスです。

2019年の夏に志してから、粛々と冬の時代に向けての準備を怠りなく、続けてきました。キリギリスが越冬して春を迎えるというハッピー・エンドを達成するためです。

数年前に購入していた原木を削って、磨いて、平面を出しました。自分でも、これが世に出る日が来ることになろうとは・・・・感無量です。

溶接でテーブルの土台を作りました。

テーブルはこれで完成しましたが、この場所で、皆で楽しく美味しい珈琲をいただくまでが、シナリオです。

自粛期間中にさらなる進化を企てております。

現在は天窓のステンドグラスを制作中です。今後ともよろしくお願い致します。

祝2021年 明けましておめでとうございます☀

皆様、新年明けましておめでとうございます。年末のあわただしさから抜けて、ウソのように晴れやかに新年を迎えることが出来ました。

昨年は本当に色々ありました。多くの人に助けられた一年でもありました。

おかげさまで、無事に2021年に突入しております。2021年と言えば、「SF」!!と叫んでしまう私は古い人間なのでしょうか?子供の頃は近未来の宇宙世紀でしたが気がつけば、まさに現在進行形です。

すごい時代に生きております。きっと歴史に残る出来事が目白押しの年になるに違いありません。

さて、そんな時代を生きてゆく心の指標となるパワー・ワードを毎年設定してきました。ちなみに昨年は予告投球☆ど真ん中ストレートで!!というものでした。今、振り返るとコロナ禍を予感していたかのような、タイムリーな記事だったとしみじみ感じております。

そして、本年2021年にふさわしい、タイトルを初日の出を眺めつつ考えました。

その時の様子がこちらです。太陽が昇らんとする上空に看板がデデン!と鎮座しております。この状況にビビビっと感じるものがありました。

どちらの道を選択するのかを迫られているかのようです。

私は迷わず、サイルリングロードでお願いしまぁす!!

というわけで、2021年のスローガンはこちら。

自分エクスプレス☆ 出発進行!

気持ちよく軽やかに走ってゆける自分専用道路を行きます。(予定)

本年もよろしくお願い致します。

天日☆

最近の日差しは12月とはとても思えない程、まぶしくクリアーに輝いております。干し柿や干しいも、などなど、ベランダに吊るしたら、絶品な仕上がりになるに違いありません。

当工房では残念ながら、美味しくいただけるものは干してはいませんが、代わりにこんなものを、日光に当てている風景が見られます。

川口市は鋳物の街としてこれまで栄えてきました。

せっかくの地元独自の特色ですので、数年前に工房オリジナルの金属枠を作ってみました。

薬品に浸してから日光に当てると変色します。(原理は分かりませんが・・・)

サンドブラスト技法で文字を彫りこんでこの枠にガラス板をはめ込み、表札にします。

作業そのものはマスキングテープを貼ってから圧縮した空気と一緒に砂を吹き付けるだけですので、どなたでも簡単にできます。

こんな感じでレトロな風合いに仕上がります。体験教室で1時間ほどの作業で完成します。DIYが巷で流行っているそうなので、ぜひ自宅玄関のリフォームにアートな表札を作ってみるというのはいかがでしょうか。

冬季限定グラス☆

しばらく、ブログから離れておりましたが、何かと忙しく動きまくっていたからに違いない!!と好意的に読み取っていただけると幸いです。

久しぶりのお知らせです。

12月から冬季限定ではありますが、吹きガラス体験教室で制作できる新しいデザインをご紹介します。

北極の流氷をモチーフにしております。

アイス・クラックは出来ないのですか?というお客様からのお問い合わせがこれまで何件かありました。赤く、熱を帯びているガラス玉を一瞬だけ、冷水に入れると、表面がひび割れるという技法です。

タイミングを間違えると、本体そのものが割れてしまうというリスクがあります。長らく思案しておりましたが・・・

体験制作で可能なものなのかの検証を経て、この度、商品化となりました。

体験制作では珍しい装飾です。

出来上がったグラスにサンドブラスト技法でシロクマかペンギンいずれかを選んでいただき、スタッフが加工した後にお引渡しとなります。

イラストデザインは4種類の中から選べます。

ここまでの、クオリティーで4,000円(税込み)でサービスさせていただきます。

これを機に吹きガラスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お申し込みは電話かお問い合わせフォームからメールで直接、お願い致します。

Nobody I Know

最近は、ほとんどガラスに関する記事を書いていないので、ここいらでガラス作品について語ってみたいと思います。

独立して間もない頃は何とかして世に認めてもらおうと、がむしゃらに作品を量産してきましたが、どれも鳴かず飛ばずのジリ貧生活が何年も続きました。

それでも、18年の間づぅっと炉の火を絶やすことなく、活動を続けてこれたのは、まさに奇跡と言ってもいいかもしれません。おかげさまで近頃は近所の小学生にも「ちょっと、気になるガラス屋さん」として知られるようになりました。

工房横に建設中の謎の小屋の存在が大きいと思っています。

始まりは工房横のスペースの有効利用としてスタートした企画でしたが、今ではこれまで製作した作品の中で最大のものになりつつあります。利益に直結するものでも、何かを目指しているわけでもなく、気の向くままに作ってきました。

吹きガラスで製作したディスクをステンドグラスの技法で組み上げたものです。

小屋中央の天井を飾る照明となっております。

販売目的ではないので、自由にやりたいようにやっています。これがギャラリーで展示するとなると、照明器具としての正式な安全性が照明されなければならなくなるので、いきなり問題案件へと発展してしまいます。

そして、何だかんだで面倒な批評に晒されて、ウンザリしてしまうという・・・ちょっと考えただけで、デジャヴな光景が浮かんでしまいます。

そんなわけで、密かな個人の趣味というカテゴリーで今後もやってゆきたいと考えています。のんびりと夫婦2人でおいしい珈琲をすすって、いい音楽に癒されるのが最近のささやかな幸せです。