活動報告 その27

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/07/04の記事です。

 

皆様、こんばんは。本日は予告どおり、天井の左官仕事をやりました。
これまで、壁はやったことがあるので心配はしていなかったのですが、
天井は初めての経験です。
どのくらいの水分量で落ちてこないのかが検討もつきません。

とりあえず、ネットで情報を集めてLet’s Try !! で~す。

 

使用する材料は薄く塗るためのモルタル材「ハイモル」と
専用の混合剤「ハイモルエマルジョン」です。(木工用ボンドみたいな質感です。)

 

これらを、記載してある配合で混ぜ合わせます。

 

あまりボソボソだとラス網の隙間に入っていかないような気がするので、
水分多めで最初は試してみました。

 

実際にやってみると、案外食い付いてくれたので安心しました。
しかし、壁と天井との違いはやはり、予想以上にありました。

こてを押し付ける角度と力加減を間違えると、下にボタボタ垂れてしまいます。
かなりの集中力と上に手を伸ばし続ける腕力が必要なことが判明しました。

 

ハイモルの質感は知っていたつもりでしたが、
垂直の壁と天井とは勝手が大きく違います。

何事もやってみる→分かるの繰り返しですね。

ドーム部分はこれよりは幾分何とかなるような気がします。

活動報告 その26

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/07/03 の記事です。

 

皆様、こんばんは。
明日以降、西から最強の梅雨前線がやって来るみたいです!!
そこで、ここ数日は駐車場の整備から離れて、小屋の内装にシフトしようと決めました。

内装といっても、壁と天井をラス網を固定する作業です。
この上から3mmから5mm程度、モルタルを塗ってゆきます。
最終的には自然素材の壁材を塗って完成です。

そのための下準備となります。

ぽちぽちとホチキスで留めてゆきます。
とにかく、ものすごい数の針を使うので、
コストパフォーマンス重視で一般的な文房具のホチキスを使用しております。

さて、これまで工房を訪れたお客さんや近所の方に小屋の中を案内して、
見てもらっているのですが、面白い傾向があることを発見しました。

皆さん、それぞれが着目する部分がそれぞれで全く異なっている点です。

 

ホチキスの針の数を見て驚く方はたぶん、
事務仕事で普段からホチキスを使っている方なのでしょう。

内装に詳しい方はドーム型の天井を見て、「こりゃ、たいへんだったわな」という感想を洩らします。
工務店の方は壁を見て、「なんで、これ石膏ボードにしないの?」と疑問に思うみたいです。

皆さん、それぞれの立場や経験で見る場所が違うのです。
まぁ、当たり前ですよね。

20代の若いカップルは説明をすると、
とても素直に、「そうなんですか」で話が途切れてしまったりします。

近所の小学生になると、「やべー、これやべー」となります。

これらの反応は個人差もあるのでしょうが、世代間の違いとも感じられます。
観察力の違いと言うよりも時代や環境の違いのように思うのです。

物心ついた時から家電製品に囲まれて、携帯電話も普通に使いこなす環境であれば、
ほぼ必要なものはすべて揃っている状態からスタートしています。

物質的には足りないものはないという

満たされている環境であれば、
結果から、過程を想像する能力を鍛えるのは難しいのかもしれません。

そこで、逆の発想でアプローチしてみるのも、
面白いかも!!と考えました。

箱庭的な簡単なものでいいのですが、
ゼロから世界を構築する工程に関わることで
自分の個としての発想や視点、思想その他もろもろのことの枠を拡大できるかもしれないな・・・・と


「結果と過程」
双方向で行ったり戻ったり、をひたすら繰り返す作業。

ものづくりではとても大切な能力です。

映画監督はこの作業のエキスパートと言えるでしょう。
ラストシーンから撮影を開始するとか、普通によくある事らしいですから。

 

 

活動報告 その25

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/07/02 の記事です。

 

皆様、こんばんは。
通常は夜の閉店間際のホームセンターへ、砂やセメントを買出しに行くのですが、
本日は午前中の時間帯に出かけてきました。
雨が降っているとセメントが濡れてしまうためです。
最近は天候次第の展開が続いています。

 

車のタイヤが載るラインは幾分、凹んでいます。
出っ張りを削り、くぼんだ部分に土を盛り付けて平面を出す作業を行いました。

 

ある程度の平面を出したら、
細かい砂利と砂をうっすらと振りかけて、その上から転圧します。
今回は車の加重が最もかかる部分でもあるため、
雨を待って十分に砂と砂利が沈んでから、もう一度、転圧したいと思います。

写真では分かりづらいのですが、きれいに整地をしたら、
見違えるようにすっきりと広く感じられるスペースになりました。

これだけの広さがあれば、フリーマーケットやクラフトのイベントなども開催できそうです。

今現在も一戸建ての住宅がひっきりなしに、新築されている状況です。
若い世代のファミリー層の憩いの場になるようなお洒落な空間を目指してゆきます。

活動報告 その24

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/07/01 の記事です。

 

皆様、こんばんは。
おかげ様で、昨日からの雨に流されることなく、無事にセメントが固まりました。

本日の作業は次のエリアの整地です。

整地と言っても、実のところ草むしりだったりします。
こちらが、1週間前の状態です。

お恥ずかしい限りの状態ではありますが、せっせと草を抜いてゆきます。

そこから、この状態になったわけです。

ちょっぴり、自虐的な画像ではありますが、過程をお見せしたくて載せてみました。

最近の世の中の傾向としてはどんどん、プロセスをすっ飛ばして
結果だけがパッと現れるそんなサービスが浸透してきています。

とても、便利で魅力的な社会になりつつあるようですが、少し怖いです。
夜中に携帯で眺めている画像に「あ~いいな・・・欲しいなポチっ」
としただけで翌日の同じ時間にはテーブルの上にその商品があったりします。

音楽や電子書籍に関してはオンラインでアクセスするだけで、ほぼタイムロスがありません。
物理的なお財布がいらなくなる世界はそんなに遠くはないでしょう。

何を問題にしているかといいますと、
もしタイムロスが限りなく短縮されて瞬間的に結果だけを現象化することができる技術が確立されたら、
それはまさに魔法そのものです。

映画や小説で皆さんはご存知だと思いますが、
魔法の源が「対価」を要求するならば、
今現在よりもさらにヒエラルキーの格差が増大することになります。

持つ者と持たざる者との差が生まれてしまうということです。

お金を払うことで、過程を省くことができるのならば、
「お金で解決する」を選ぶ人々は多いでしょう。
実際、時間をお金で買うと称して新幹線や飛行機を移動手段として選択するわけです。

こんなに、物や情報があふれているのに、時間だけは常に足りないのです。

結果がすべてだと言い切れるなら、問題はありません。
もし、結果に至る過程を大切にしたいという価値観をお持ちの方はぜひ、
努力と過程を手放さない活動にご参加いただきたく思います。

活動報告 その23

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/30 の記事です。

 

皆様、こんばんは。

本日は不安定な天候ではありましたが、
雨が途切れた時間帯に合わせて、作業を行いました。

整地まで完了しているところからスタートです。

今回は雨で湿っている分、地面は硬く転圧できているように思います。

ワイヤー・メッシュも太いものに変えました。

 

雨の降る中、仕上げを急ぎます。

たまには、休んでもバチは当たらないと思うのですが、
なんだか居心地が悪いので出来ることはやろうと、つい動いてしまいます。
今朝、とても後味の悪い夢を見たせいなのか・・・心なし雨が重く、冷たく、芯まで沁みてきます。

ただ、小屋の周辺を毎日、草を刈り、砂利を敷き詰め、セメントで固めているだけの作業です。
それだけのことを大きく膨らまして、大きく見せようとしているだけなのかもしれません。

 

作業中に こんな言葉をふと、
思い出しました。

汚い色など存在しない。汚い色の組み合わせがあるだけだ。

このプロジェクトを完遂すれば、
きっと、新しい仲間が加わり、彩り豊かな新しい物語が始まることでしょう。

人生に消しゴムはない。
だからこそ
あきらめずに、描き続けてみよう。

隣り合わせ、重ね合わせることで、
これまでの過ぎ去った日々の色を変えられるのです。

返礼品が増えます!

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/29の記事です。

 

皆様、こんばんは。

返礼品が増えます!という旨のお知らせをこれまでに何度も投稿してきました。
そろそろ、お怒りの方もいらっしゃるかもしれません。

このプロジェクトも後半戦に突入しておりますので、ここで一気に投入させていただきます。

限定数を設定するものと、現品限りのものとに分けました。

吹きガラスで製作したものをリターンとしてお届けします。

今まで、吹きガラスの作品をリターンとして設定しなかった理由としては、
なかなか作品の魅力をお伝えするのが難しかったのと、
自分自身の作品を飾った言葉で表現するのは如何なものかと思っていたからでした。

手づくりのものですので再現性が難しいので、
同じものを量産できません。
特に泡や発色に関しては一期一会的なものがあります。

どうしても、気になる方は直接、工房に来ていただいて見ていただいても結構です。

お近くの方になるかもしれませんが、小屋の見学を兼ねて、お立ち寄りください。

 

7月開始と共にプロジェクトを再申請しますので、
審査が通れば画面に表示されます。

これを機にぜひ、ご検討いただきますよう、よろしくお願い致します。

活動報告 その22

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/28 の記事です。

 

皆様、こんばんは。心配をしていた台風ですが、
大雨とはならずに去ってくれたようで、ホッとしました。
セメントも無事に固まりました。

これまでの作戦は鉄筋をしっかりと組むことで、強度を確保することを目指していました。

ここからは実際に車の重さが乗る区域になります。
もし、ひび割れた場合、鉄さびが発生して、
そこから剥離してしまう可能性があるという説が浮上しました。

だから、通常は水分を浸透させないために、厚くコンクリを流すのだそうです。

しかし、厚く盛ってしまうと傾斜がきつくなって駐車しにくくなってしまうので、
やはりそこまで厚くはできません。

そこで、セメントの下地になる地面をより強固にする作戦に切り換えました。

砕石を敷いてある状態から、さらに砂利を大粒→小粒→砂中目と
徐々に細かく積層にして、ガンガン転圧するを繰り返します。

 

これで、幾分硬い地盤を作って、鉄筋に依存しない工夫をしてみました。

もちろん、ワイヤーメッシュは使ったうえで、
防水加工を行い、最終的にはタイルや天然石を貼ってゆきます。

転圧を繰り返したところで本日は終了です。

なんか味気ない報告でありますが、これはこれで重要だと考えております。
きっちりと日々のやるべきことを行っている記録として示しておきたいからです。

生徒さん数人に質問をしてみました。

言っている事は正しいが実際にやっていることが、めちゃくちゃな人
言っている事はめちゃくちゃだが、実際にやっている事は筋が通っている

どちらの人を信じますか?

すると、ほぼ100%の生徒さんが、行動が大切だと答えました。

そんなわけで、何言ってんだか不明な部分はあるかもしれませんが、
小屋の建設は間違いなく、日々前進を続けております。

今後ともよろしくお願い致します。

活動報告 その21

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/27 の記事です。

 

皆様、こんばんは。本日もセメント仕事でした。

整地して、レベル出して、転圧→セメントです。

左官ごては目的に合わせて使い分けるのが良いようです。
平面を出すときは木ごて、仕上げは金属といった具合です。

これまでは訳も分からず使っていましたが、使い分けると作業が格段に早くなり、違いにびっくり!しました。

 

さて、このところ、同じような作業が続いているので、

本日は少し語ってみたいと思います。

小屋の建設は本業とは切り離して、好きなようにのんびりやってはいますが、
すき放題勝手気ままに」という表現は誤解を生むかもしれませんので、
少し解説をしないといけません。

今回は職業としてのプロフェッショナルと一般人との違いを明確にしてみます。

まず、一般人とプロとの最大の違いは経験値と熟練度といったところでしょうか。

パン屋さんで例えるとプロの仕事はスピードと正確さが圧倒的です。
開店時間には棚一杯に焼きたてのパンが、何種類も所狭しと並びます。
そのどれもが一定のクオリィティーを保っています。

厨房や道具もやはりプロ仕様で、特別なルートで購入したものが揃っています。

一方、一般の主婦が趣味でパンを焼くと、どうなるでしょうか?
一度にたくさんの種類は作れませんし、数も限られます。

しかし、最近は「曜日限定でしかも、売り切れたら閉店です。」
というスタイルでの販売で大盛況が続く、プロ顔負けの主婦がいらっしゃいます。

その方が特別にプロと同等の経歴を持っているからというわけでもなさそうです。
よくよく調べてみると、コストのかけ方が違います。

通常、飲食系では原価3割が基本です。
100円のパンを販売しようと思ったら、
原材料やその他もろもろの経費を30円未満に抑えなければなりません。

これだけでも、大変ですね。

趣味で美味しいパンを焼こうと思ったら、
原材料はこだわりぬいた高級品や希少価値の高い食材を使っても、あまり問題になりません。

美味しさの追求のためには、手間やコストは本人の心がけで解決することがほとんどです。

極論ですが、赤字でも楽しく続けられればそれでいいのです。

家族の笑顔が見られて、さらに多くの方に絶賛されれば、熟練度は加速度的に向上してゆきます。
そしてさらに研究熱心になるという、良い循環に入ってゆきます。

プロの方々は「安心」「安全」「お手ごろ価格」を常に消費者に求められるので、
厳しい縛りが存在するのも事実です。
ちょっとでも気を緩めればライバル店にお客さんが流れるので、ストレスも積み上がります。

これは飲食事業に限ったことではありません。

どの業界も慢性的な人手不足と問題を先送りにする体質の組織の中で
間違いを犯さないこと」が常に要求されます。
納期信頼価格を維持するために多くのことが犠牲にされても、
表には出せない状況下で、ほとんどの方がギリギリのところで頑張り続けています。

 

そろそろ、こんなのは限界ではありませんか?

でも・・・・Let it go では解決しませんでしたよね。

本質的な解決のためにできることを少しずつ始めてみませんか。

自分の人生を演じるためのシナリオは複数選択可です。

活動報告 その20

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/26 の記事です。

 

皆様、こんばんは。
本日のはピンコロ石を実際に設置しました。

昨日の段階である程度のセッティングが出来ていたので
固定するだけの作業で終了かと思ったのですが、
やってみると、意外にも苦戦を強いられることとなりました。

水平を決めた後に正確に傾斜を割り出した状態。

 

並べてみて、イケそうな気がしたのですが・・・・

正確なキューブではないので、バランスを取るのが難しく、
順番を入れ替えるだけでラインのイメージが変わってしまいます。

さらに、凹凸が結構あるので水平を取ろうとするときは大体の基準を出っ張りにするか、
へこみにするかで、これまた印象が変わります。
お城の城壁の石を組む難しさは、いか程かと想像してしまいます。

お団子状のモルタルの山に石を乗せてバランスを取ります。

実際に位置決めをして水平を出そうとすると、なかなか決まらないという図。

土台が固まったら、周りを埋めて地面と一体化させます。
自分としては奥に行くほど、石のサイズを小さくしたので遠近感を演出できたと思います。

本日は以上です。

活動報告 その19

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/25 の記事です。

 

皆様、こんばんは。本日の作業は駐車場のセンターラインの役割を担うピンコロ石の設置準備をしました。
この石のキューブはおおよそ9cm角のサイズです。

このまま並べても良いのですが、サイズがまちまちで出っ張りが凸凹するのもカッコ悪いので、
せめて高さを揃えようということになりました。

大きな車の加重で地面にめり込んだりしないようにという配慮もあります。

年季の入ったスコップで一定の深さに掘り進めます。
何年か前は毎日、この作業の繰り返しでした。懐かしいです。(遠い目)

なんか、遺跡の発掘現場のようですね。
明日はコンクリートを流し、位置を固定します。