ビンゴ☆マキシマム(その2)

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明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。これまでのところ、非常に穏やかな日差しに恵まれて、平穏無事な祝日を過ごしております。

さて、シリーズ2回目をお届けします。例年、お正月第1回目のブログでその年の心がけを標語として発表をしております。ちなみに2022年は「ビンゴ☆マキシマム」としました。それを記事のタイトルにさせていただいております。

マキシマムとは?あまり聞きなれない言葉かもしれません。ミニマムの反対語「極大値」くらいに捉えていただければ幸いです。近年はコロナ禍も影響もあり、余分なものを削ぎ落とし自分のライフスタイルや人間関係を見直すことが大切・・・みたいな論調が主流のような気がします。いわゆる「断捨離」ですね。

そんな流れに一石を投じたいという趣旨で考察してゆきます。

自分に向き合うことは決して悪いことではありませんし、自分探しをテーマにした書籍も多数出版されています。そこに異を唱えることは多くの方の気分を害する恐れもあるのですが、そこは誤解されることを承知で慎重に進めさせていただきます。

何年か前に[let it go](ありのままに)が流行ったときに同じような違和感を感じて記事にしたことがあります。具体的な解決策を模索することなく、手放すとはいかに?

現在、大切なものを切り崩さなければ存続することすら困難な業種が多くあるのが実情です。そんな中、苦渋の決断が迫られております。

そこで敢えて言わせていただきたいのです。「捨てて得る」が最善ではないのだと。

 「無責任なことを言ってお前に責任が取れるのか!」という批判が聞こえてきそうですが、そんなことを主張する方々に逆にお聞きしたい。

自分が過去に挫折した理由を正当化するために、他者の可能性を摘み取ることに罪の意識を感じないのだろうか?

大谷選手が2刀流のスタイルを貫いてメジャーリーグに挑戦した時にどれ程の人が気持ちよく背中を押してあげることができただろうか。その後、成功したのちに手のひらを返した専門家は謝罪したのだろうか。

二兎を追い続ける者だけが、二兎を得る。

わたしはそんな人でありたい。

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