1年の抱負をブログとして発表するシリーズとしてスタートしましたが、いつしか世間のタブーに斬り込む意識高い系のヤバい人になってます。
一体誰に向けて書いているのか?謎の展開となっておりますが、しばしお付き合いいただけますと幸いです。(読んでる人いるのかな??)
答え合わせの時間が目前に迫ってきております。
これまで、当たり前だと思ってきた根本的な価値が前触れもなくいきなり崩壊するとしましょう。本日をもって、江戸幕府は終了しまぁーす。的な発表があるとします。(あくまで仮の設定です。)
「侍の皆様、これまでお疲れ様でした。明日から刀は必要ありません。ていうか・・・没収です。帯刀して町をうろついたりしたら、捕縛対象ですので、よろしく!」
こんなイメージです。
2022年、年明け早々にコロナ・パンデミックが世界同時で絶賛拡散中ですので、ここから何に転じるかは神のみぞ知るといったところでしょうか。
強い信念を持って生きてきたと自負されている方も、世の中の流れに乗ってなんとなく浮世を渡ってきたという方も、ここからが本番です。
何を言いたいのかさっぱり、分からん!!ぷんぷん(怒)というお怒りの声もごもっともですので・・・・
それでは本題に入ります。
今回は「等価交換の法則」を斬ります。「何かを得るためにはそれと同等の代価を支払う必要がある」というやつですね。「ご恩と奉公」でも良いですし、対価を支払うという観点では資本主義そのものが等価交換の法則に沿って運営されています。
「成功するためには自分の大切なものを捨てなければならない。」
映画や小説、テレビ番組や教科書に載っている物語教材も基本的にこのガイドライン上にあると言っていいかと思います。
「泣いた赤鬼」という児童文学をご存知の方も多いでしょう。
人間と仲良く暮らしてゆきたいけど、なかなか上手くゆかない赤鬼に青鬼はこう諭します。
「なにか、ひとつの、めぼしいことをやりとげるには、きっと、どこかで、いたい思いか、損をしなくちゃならないさ。だれかが、ぎせいに、身がわりに、なるのでなくちゃ、できないさ。」
ふもとの村で暴れる青鬼を赤鬼がやっつけるという筋書きで人間と仲良くなることができるのですが、その代償に青鬼が慣れ親しんだ山を離れて旅に出るというストーリーです。
これを小学生低学年で読まされるとは、トラウマ必至のイベント!これを「尊い犠牲」や「まごころ」と呼んでいいのか、はなはだ疑問です。
わたしが作者であるならば、新たに神キャラを投入して
「嗤う黄鬼」なんてタイトルで青鬼の作戦にダメ出しを叩きつけてやります。
「オイっ!青鬼!!!俺達をみくびってもらっちゃあぁこまるぜよ。お前一人が犠牲になれば、万事解決とか、ざけんなよ!!」ビシいィィ(キメ顔)
青鬼と赤鬼は互いの顔を見合わせて、「俺達??」という言葉に呆気にとられてしまいました。これまで、黄鬼は鬼達の間でも変わり者として知られ、誰とも行動を共にしたことがなかったからです。
「それでも、行くというなら、俺を倒してからにするんだな。」
黄鬼の迫力に押されて、二人は何も言い返すことが出来ませんでした。
「お前の持ち味を生かすんだ。鏡の前でポーズを決めてみな。お前の筋肉が何か語りかけてこねぇか?」
「いいか何度でも言うぜ。筋肉は正義だっ!強さと美しさに理屈はいらねぇ。」
「俺達3人でグレートなぁパフォーマンスを村人達に見せてやるんだ!そして、最後のキメ台詞はこうだ。」
黄鬼はおもむろに、紙袋の中から衣装一式を取り出し、声高らかに叫びました。
Don’t think, feel so good! 後楽園できみと握手!!待ってるぜ!
つづきはあります。(その6)に続く