魅力☆再発見 プロジェクト

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「自分の魅力は自分が一番良く知っている」

と自信を持って断言できれば良いのですが、

最近は朝食に何を食べたのか??思い出せないこともしばしばです。

さすがに、規則正しく寸分の狂いもない、デジャヴのような日々を長年過ごしていると、そんな感覚になったりもしますよね。

たぶん・・・歳のせいではありません。

 

工芸の魅力は単調な日々の積み重ねと

気の遠くなるような繰り返しから生み出され、それが技として継承されるものですが、

一方で

自分だけの世界にのめり込み過ぎると、世の中から取り残され、自己完結してしまう危険性があります。

 

吹きガラスの魅力を広く一般に向けて発信して、

さらに無限ループのような生活にも

新しい風を呼び込みたいと考えていたところ、

救世主がやって来ました。

広尾学園高等学校

高松愛実さんと丹尾陽さんです。

お二人はチーム(Hinaami)として

日本の伝統文化を世界に発信するボランティア活動をしております。

じゃかプロ

海外で生活していた経験を生かして、ビジネスアイデアコンテストに出場するなど

精力的に地域活性化にも取り組んでいます。

そんなお二人に今回は工房の公式PR動画の制作をお願いしました。

まずは通常の体験制作と同じ手順でデザインサンプルと色見本を見ながら、

装飾とカタチを決めていただきました。

作業内容の説明と軽い練習をしてから、制作をしてもらいます。

日常生活では1200℃で熔けているガラスに遭遇することはまずないので、

ガラスの質感の違いに多くの人がとまどい、緊張するものですが、

実に楽しげに制作していました。

完成した作品はこちらです。

もちろん、ある程度はこちらで制作をサポートしました。

それでも、一般的な仕上がりよりも一段上の完成度にびっくりしました。

この時点ではまだ高校一年生です。

秘められたポテンシャルの高さを感じさせます。

 

この調子でPR動画の制作も進めてもらっています。

完成がすごく楽しみです。

 

 

 

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