活動報告 その7

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/08の記事です。

 

皆様、こんばんは。
本日は全体としては涼しい一日でしたので、
ここぞとばかりに体力を使う作業に精を出しました。

久しぶりにコンクリートの混練を行いました。
砂とポルトランドセメントを空練りした後、水を少しずつ加えてゆきます。
以前はそれぞれの比率を毎回計って、混ぜ合わせていましたが、
やり続けると天候や気温、湿度の違いで微妙に同じようにやっているのに違和感を感じるようになりました。
やり続けることが何事も大切であると思わされます。

薄く引き伸ばして、平面を出しました。強度よりも正確な平面のほうを優先しております。
転圧をすると余分な水分が出てきました。
この上にブロックを置いたら、水分を吸ってくれるんで大丈夫じゃないかな?と配置をしてみました。

それ程の重量はかからない予定ですが、鉄筋を何本か縦に通しております。
鉄筋部分は先にモルタルで覆っておきます。アルカリ分が錆を防ぐのだそうです。

白いホースみたいのが伸びておりますが、電気コードです。
将来、ココを掘り返すことになった時のために、コンクリートで固めずに、砂利と砂で埋めておく程度にしておきます。

 

隙間を砂利と砂で全体の隙間を埋めたところで、本日終了です。

活動報告 その6

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/07の記事です。

 

皆様、こんばんは。本日は昨日とは打って変わっての雨でした。
この気温の寒暖差で体調を崩すことのないようにしたいですね。

さて、最近ずうっと継続的にやっているのが、壁に網を張り付ける作業です。
この上にモルタルを3mmくらいの厚で塗りつけてゆきます。
乾いて固まったときにひび割れることがないようにするための大事な作業です。

これを天井まで含めてすべての壁に張り付けます。
本職の職人さんはエアー・タッカーでバシバシ高速でやってゆくのですが、
機材がそれなりに高価なものになるので、わたしは普通のホチキスでポチポチと手動で打ち付けております。

正直なところ、気の遠くなるような作業です。
外壁は防水シートの上に網を2枚重ねで施工しております。

最終的に使用したホチキスの針の総数がこちら。
その使用量、瞬間的に日本一ではないかと・・・自慢していいのかな?

すべての壁をやり終えるまで、もう一息です。
地味~な作業なのであまり語ることもないのですが、
こうした作業の積み重ねが仕上がりに反映されると信じて、
日々同じ作業の繰り返しにめげることなく頑張っております。

活動報告 その5

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/06の記事です。

 

皆様、こんばんは。
本日はとても暑い一日でしたね。こんな日でも作業は行います。
もちろん、隣の作業は進めておりますので、ここらで一旦、[本日の作業]に戻らせていただきます。

[プロジェクト追記]シリーズを楽しみにしている方がいるのか??は謎ですが、
このまま、将来の展望ばかりを語り、活動報告としての投稿をしないと・・・・
どんどん怪しい方向へ行ってしまいそうなので、現場のきっちりとした部分も見ていただきたいと思います。

では、まずはこちらをご覧ください>>>>

床下の断熱材は床面すべてを貼り終えました。

潜ってみてびっくりなのは外気温と比べて温度に、すんごい違いがあるんです。
もう、冷蔵庫の中くらいの体感温度があります!!

断熱材というと冬の冷気を遮断するというイメージがありますが、夏の暑さも遮ることに改めて、びっくりしました。
夏の寝苦しい夜はここで寝るとすごくいいかもしれません。
実は自分がエアコンが苦手なので今から真剣に考えています。

 

この小屋の基礎は20cmの深さで地中に埋まっています。
厳密には車道と同じレベルなのですが、周りを土で覆っています。

重量鉄骨の柱7本がさらに40cmほど深くまで入っていますので、
相当な震度の地震が起きても、問題はないと思います。

本職の方にも「ビルでも建てるつもりなのか?」とからかわれてしまいました。
ここまでくれば、シェルターと表現してもいいかもしれません。
食糧の備蓄や防災用品を備えておけば、有事の際にも地域に貢献できそうです。

 

そして、自家製の味噌を作る講座を開いたりして、
この半地下ゾーンで熟成したり、地酒を作り楽しむ会を催したりとイメージは膨らみます。
ワインセラーとしても優秀なのでしょうか。

今後ネットで発酵食品関係の情報を集めてみようかと思います。
発酵熟成技術とか難しそうですが、研究して「発酵☆腸活部」など設立できたら、面白そうダナ・・・とか、
妄想の限りですが、これも多くの人が共感して集うことで可能になる展開ですので、
ご意見や感想などありましたら、コメントいただけるとすごく嬉しいです。

プロジェクト追記 その6

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/05の記事です。

 

皆様、こんばんは。今夜も何とかパソコン画面に向き合うことができました。
前回は「現実逃避としてのファンタジーではなく、
もう一つの現実としてのファンタジーを創造します。
というところまで書きました。

ファンタジーはそもそも、現実とは別の「空想の世界」のことなので、
現実としてのファンタジーとは?コレいかに・・・・言葉としては矛盾しております。

しかし、仮想現実や仮想通貨がすでに存在しているので、それ程とんでもない概念ではありません。
どれだけ多くの人が実際には存在しない想像上のイメージに情感を乗せてリアルに感じることができるかにかかっています。
最近では「VR(仮想現実)」 「AR(拡張現実)」や「MR(複合現実)」
さらに 実験段階ではありますが「SR(代替現実)」というものもあります。

 

それぞれを自由に使いこなすまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、
スマホと同じレベルで浸透する日はそう遠くはないと言えそうです。

さて、小屋の話に戻ります。自宅と職場、その他公共空間での自分のアイデンティティーが
複数、同時並行的に存在しても大丈夫という価値観は問題なく飲み込めるでしょうか?

 

 

もし、そうではない場合、その中間点としてこれから完成する小屋が活躍することになります。
ここにしかないのに、どこかで見たような懐かしい、心の原風景を投影したような不思議な小屋。

 

 

そういった、小屋を目指しています。訪れたことはないのに違和感なく、
くつろげるための仕組みも作るので大丈夫です。

出張先の田舎町でもコンビニは必ずありますね。外見はどこも一緒です。
生活圏と遠く離れた異郷であっても、問題なく店内に入ることができるでしょう。そんな仕掛けです。

そのために、工房キャラクターを作りました。
クマール」です。よろしくお願い致します☆

これから、ネット上でプロモーションをして有名になれば、
クマールの小屋だから、大丈夫」という気分にきっとなるでしょう。
クマールに会いにみんな、来てくれるといいなぁ~(遠い目)

プロジェクト追記 その5

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/04の記事です。

 

皆様、こんばんは。いつも応援ありがとうございます。
どこまで、続けられるか!!

この活動報告もチャレンジの一環として気持ちを込めて更新をしてゆきます。

前回は小屋の活用方法の一つの案として、「大人の部活動」という趣旨での研究会を立ち上げたいというお話をしました。

本来であれば、予告どおり活動資金をどう捻出するのか?資金の流れのお話をするべきなのですが・・・
今回は予定を変更して、活動そのものの目指すところをもう少し、
掘り進めてみたいと思います。

世の中にはもうすでに、様々なレジャー施設やショッピングモールが立ち並び、娯楽の種類も豊富です。
新規に何か立ち上げる必要性はほとんど無い様にも思われます。

当工房の吹きガラス教室に通う生徒さんにも聞いてみました。
「今、何が一番欲しいですか?」
意外なことに、多くの生徒さんの答えが「特別欲しいものはない」でした。

そんなはずはないよね。ということで、さらに話を聞き込むと「癒されたい」という旨のことを皆さん口々に訴え始めました。

「何もかも忘れて、ひたすら遊びたい」でもなく、「美味しいもの食べたい」でもないそうです。

「疲れを癒したい」というニュアンスよりも「心も体もリセットしたい」という感覚のようです。
何百人という単位でのアンケート調査を行ったわけではないので、
安易に結論付けるのは控えるべきところですが、納得できる本音が聞けたような気がします。

 

漠然とした将来への不安や社会からの疎外感
理屈では納得できるものの、どうしても飲み込むことのできない案件・・・・
日々の鬱屈した感情をどう消化していいか分からない、どんよりした感覚。

 

あるがままでいい」なんて、ほとんどの人が思ってはいない筈です。
そんな単純に割り切れるほど、のん気に過ごしてきた人生ではないからです。

 

リセットしたいなと思いつつも、本気ではリセットできるなんて、 思っていません。
ですが、類似の体験ならばちょっと興味はあるでしょう。

分かりやすい例としてはコスプレです
セカンド・ライフならぬ、セカンド・キャラクターで人格を一時、切り換える行為で、
モノマネとはちょっと違います。
SNS上で使うアバターやVTuberなどの活躍は新しいアプローチとして広まりつつあります。

今回のクラウドファンディングでのプロジェクトでは「心も体もリセットしたい
という要望に応えられる場所として小屋の完成を目指しています。
ダブルライフをリアルで体験できる空間と企画を考えてゆきたいと思っています。

現実逃避としてのファンタジーではなく、
もう一つの現実としてのファンタジーを創造します。

プロジェクト追記 その4

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/03の記事です。

 

皆様、こんばんは。
本日も活動報告をご覧頂きありがとうございます。
小屋完成後の活動について、つづきです。

たいした用時もないのにふらっと立ち寄って、

自宅のリビングのようにくつろげる場所というのは昔はいくつかあったような気がします。

 

商店街が買い物の中心にあった時代はお店の前に椅子がいくつか置いてあって、

たわいもない会話で盛り上がって、誰もが会話に参加できるような、牧歌的な風景を見ることができました。

「男はつらいよ」の「とらや」のように店員か?常連か?見分けがつかない人物が常駐しているような雰囲気ですね。

当工房の看板犬が人気者だった頃は多くの人が立ち止まり、人と犬が集まり、大きな賑わいを見せていました。

犬のカットサロンと間違えて、予約を取りたいと申し出る人がいたほどです。


そんなかつての風景を取り戻したいと考えています。

あくまで、企画段階ですが「大人の部活動」という趣旨で研究会をいくつか立ち上げる予定です。

フラットな人間関係を築きつつ、趣味の枠を超えた熱量で人生を彩ってゆく、

そんな場所の中心に小屋がある。それが目指すべきビジョンです。

 

例えば「ダイエット部」
一人ではなかなか続けられないけれども、仲間とならやれる。

エキスパートも初心者も一緒に頑張って達成して、職場ではありえないようなストレートで、

リアルな関係が自然に生まれることが理想です。

部員の成長と共に「美容部」へ昇格☆さらに「アンチエイジング部」などに進化してゆければ、

まさに人生が変わるほどの活動になるでしょう。

その他「お茶漬け部」「脳トレ部」「開運部」など思案中です。

予算が確保できれば、ピザ釜を自作して、部員の皆様に振舞うこともできます。

これらは営利活動ではなく、あくまで、部員達の自発的な営みにしてゆきたいので、

現実的な運営にはやはりシビアな壁が立ちふさがるでしょう。

→次回に続くでございます。

プロジェクト追記 その3

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/02の記事です。

 

皆様、こんばんは。
本日も活動報告をご覧頂きありがとうございます。

前回は小屋が完成した後の活動について、説明させていただきました。
実はこれまでに多くの方からご意見やご要望をいただいておりまして、

その度に吹きガラス教室の生徒さんを交えたりしながら、夫婦で話し合いを行ってきました。

正直なところ、これしかない!という正解は現在まで、はっきりとはしておりません。

それでも、将来の方向性は定まっておりますので、

この場をお借りして、少しずつ明確にしてゆきたいと思います。

 

まずは、製造業としての吹きガラス業界の現状をお話しします。

数年前から続く、原材料、燃料費の高騰で国内工場の多くは海外への生産委託を余儀なくされてきました。

IKEAなど大手、インテリア雑貨店に並ぶ、デザイン性豊かでしかも安価なグラスに押されています。

美術大学のガラス科を専攻する学生の多くが、卒業後に作家として窯を持つことを目標にしていなかったりします。

そして工場に就職を希望する学生も現在は少ないと聞きます。

これは伝統工芸全般に言えることなのですが、高い技術力があっても、
日本刀の製造技術を包丁に置き換えて、和傘の伝統の技術でランプシェードを作るなどして、

時代にあったものに技術を転用してゆかなければ、生き残ってゆけない厳しい環境化にあります。

そして技を継承してゆくための後継者の育成も考えてゆかねばなりません。

 

そんな中で、当工房のような小さな規模の個人事業主ができることを考えました。
その一つが「生産者」と「消費者」の関係を改めるという方針です。

製造業もしくはサービス業としての業務を放棄するという意味ではありません。
1200℃の高温で炉を維持してゆかなければならない関係上、どうしてもお金のやり取りは外せません。

ボランティアでやってゆけるようなジャンルではないのが、悔しいところであります。
具体的にはお客様の制作をサポートする共同制作者になります。同じ側の立場という関係を築くことを心がけます。

それによって、劇的な変化が生まれます。

ウェディング・ナイフなどの制作になりますと、人生の一大セレモニーに参加&協力してくれた人という認識が生まれます。

後日、お礼のお手紙などをいただくと本当に嬉しい気分になります。

サービスの対価としてお金をいただくという当たり前の流れの中に、

感動感謝そしてかけがえのない思い出が加わります。

 

これまでに、近所の小学生を中心に課外授業のお手伝いなどを長年させていただいた結果、
「わたし達の町のために頑張るガラス屋さん」という認識と

「名誉お兄さん」の称号をいただくまでになりました。

散歩の途中で小学生に指を差されたり?手を振ってもらえるようになったことは、

大きな勲章です。

 

小屋の活用と大きく話題が離れてしまいましたが、

工房横に建設された新しい小屋は地域のシンボルとしての役目を果たすための重要な拠点となります。

これまではガラス工芸を軸に展開してきましたが、今後は新しいサービスと新しい企画を考えてゆきます。

職場や家庭以外での心地よい居場所になるには様々な要素が必要となりますが、

それらのお話は次回に譲ります。

プロジェクト追記 その2

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/06/01の記事です。

 

皆さん、こんばんは。
活動報告に目を通していただき、いつもありがとうございます。

今回は小屋の完成後の予定をお話しさせていただきます。
これも、プロジェクト本文ではあまり触れていない部分になります。

まだ決定していない不確定なことを描いてしまうと信用に関わることになりますので、控えておりました。
しかし、この場で思いの丈を語り尽くし、多くの皆様の共感を得ることこそがこのプロジェクトのGOALであり、

チャレンジでありますので、臆することなく風呂敷を広げさせていただきたく思います。
それでは、今夜もよろしくお願い致します。

当工房の正式名称は熊谷ガラス工房&Canari  でありまして、ガラス工房に対して小屋の名前がCanariとなります。

これは工房OPEN当初からの設定ですので、構想だけなら、17年という壮大なスケールで展開しているプロジェクトになります。

外壁が黄色いのでその色から「カナリア」という関連で名前をつけました。
一方では、坑道で発生する有毒ガスを敏感に察知するカナリアを炭鉱夫が共に連れていたという話を裏設定として持っています。
ココの部分が今回の主題となります。

令和という新しい時代が末永く、調和に満ちたものであることを切に願っております。

そして、もし不穏な空気が流れ、淀んでしまったときにはいち早く、世の中に警鐘を鳴らす役目を担ってゆきたいと考えています。

そんな時代の潮目に直面したときに一個人ではどうしても対処しきれない状況下であっても、

小さなコミュニティー」の連携があれば、乗り切ってゆけることもあろうかと思います。
もちろん、行政や企業が災害時を想定して様々な活動をしておりますが、ここで重要なのはメンタルな部分での重要性です。

以前、当工房サイトのブログでも触れましたが、民族性や地域性といった時間軸を必要とする価値観の醸成を「ソウル」とするならば、

そのソウルは近年、急速に薄まってきております。

首都圏への急速な人口流入少子高齢化地方の過疎化を推し進め、郷土愛を発揮する機会が少なくなっているのが現状です。

そして、対照的に「グローバル化」は大きなうねりとなって、ひろく普及しつつあります。
映画や音楽、企業広告、製品などを通して知らず知らずのうちに年齢性別、国籍を問わず個人に浸透しています。

これを「スピリット」とするならば、こちらのほうが圧倒的に勢いがあります。
ソウル」と「スピリット」どちらが重要かと論じるつもりはありませんが、どちらが危機に瀕しているのかは明らかです。

 

そして、一度失われたものを再生するにはとてつもない時間と労力が必要となります。

ソウル」は地元住民の意識の営みで保たれなくてはなりません。

そのための活動場所が必要なのです。

次回に続きます。

コメント

 

プロジェクト追記 その1

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/05/31の記事です。

 

皆様、こんばんは。
今回は本文では語り切れなかったプロジェクトの「意味」と「成し遂げたいこと」についてもう少し詳しく説明してゆきたいと思います。
これまでの活動報告を読んでいただいている方の中にはこんな感想を抱いている方もいるかもしれません。

「支援をしなくても、このまま完成してしまいそうだな。」
「もう、十分いい感じなので、このくらいで終わってもいいんじゃない。」
「趣味なんだから、できる範囲でやったらいいよ。」

正直なところ、ごもっともなご意見です。
わたしも作業をしながら、日々、考えをめぐらせています。

なぜ、クラウドファンディングでのチャレンジなのか。
今回の投稿はかなり本気の内容になりますので、どうか最後までお付き合いいただきますよう、よろしくお願い致します。

 

17年前にこれまで勤めていたガラス工房を辞めて、独立しようと決めた時、
もっと遡れば、高校卒業と同時にイギリスへ単身渡り、美術大学を目指した時、
過去に大きな決断をした時は常に、周囲の反応は冷ややかなものでした。

今回の小屋を建てるプロジェクトに至っては「素人が正気か?」くらいの勢いでお叱りを受けました。

それでも、自分の中では確固たる信念があり、やり切る自信がありました。

そして、実際に小屋の外観はほぼ完成しています。

工房横の駐車スペースをスコップで掘り始めた4年前の当時、ここまでのものができるとは誰も想像していなかったことでしょう。

 

頭の中のイメージをカタチにするという作業に関しては、多少、サイズと規模が大きくなったところで、

これまでの経験からどうにかなると確信しています。

もしかしたら、今回の小屋を完成させたいというゴール設定は
トライではあるけれども、チャレンジではない
と多くの人々にどこかで感じさせてしまっているのかもしれません。

応援は必要ないな」と思わせてしまっているとしたら、ここは謹んで訂正させていただきたい部分です。

プロジェクトを山に例えるならば、このままでは、単独での登頂になってしまいます。
そして、そうなってしまってはとても困るのです。

なぜならば、この小屋が個人の所有する作品ではなく、多くの人々の夢が反映されたものであって欲しいと願っているからです。

そして、完成後には様々な人々が集い、情報を発信してゆく基地になってもらいたいと考えているからです。

 

これまで、多くのガラス工芸作品を自己表現の限りを尽くして発表してきました。
それは、自分が歩んできた道が間違ってはいなかったのだと、証明するために。
もしくは自分を否定した者達を見返してやりたいという、歪んだ動機が潜んでいたかもしれません。

しかし、それでは幸せにはなれないのです。

美味しいものがあったら、皆で一緒に食べたい。
素晴らしい情報があれば、皆で共有して世の中にさらに発信してゆきたい。

そのための小屋なのです。

わたし達夫婦にとっては多くの方の賛同を得て、目標金額を達成することがチャレンジであり、

完成後も地域貢献というチャレンジに挑んでいきたいと思っております。

 

多くの人と一緒に作り上げてゆくプロジェクトにするために、

どうか公開期間の最終日まで見守っていただきますと共に、ご支援のご検討をよろしくお願い致します。

トップ画像は亡き愛犬が作業を手伝ってくれた様子です。
ココ掘れ!ワンワン!!
彼が教えてくれた場所から多くの人たちの笑い声と希望があふれ出てくれることを夢見ています。

活動報告 その4

以下の文章はクラウドファンディングでの活動報告で掲載されたものを転載しております。

2019/05/30の記事です。

 

応援していただいている皆様、支援を検討している皆様

そして、将来わたし達と関わっていくかもしれない皆様、こんばんは。
いつも見守っていただきありがとうございます。

 

本日はとても清々しい朝でしたので、朝から買出しに行きました。
最近のホームセンターは本職の業者さん達も仕事前に立ち寄って、その日必要な物を調達できるように早朝から営業しております。

本格的な資材と在庫量を揃えているので、わたしのような者には本当に助かります。
受付で申し出ると軽トラックまで貸し出してくれます。一時はほぼ毎日通っていたので、

完全に工務店の新人か?みたいな目で見つめられていました。

 

さて、今回調達したものは小屋の側面に広がるちょっとしたスペースを整地するための資材です。

雑草を抜いたり、平面を出したりするだけの作業ですが、ここまでで、結構日に焼けてしまいました。


砂と砂利を敷き詰めてさらに平面を出します。


ここで、自作の転圧するための道具が大活躍です。

地盤が不均一に沈んで凸凹ができてしまったりするのでとても重要な作業です。

ふわふわしたままだと、ネコ猫パラダイス☆リゾートを作ってしまうことにもなるので、

しっかり転圧しておきます。


半重量ブロックをある程度の間隔を開けて並べてみました。

隙間にコンクリートを流す予定です。

なぜ、ブロックなのかというと、将来的にここを掘り返す可能性があるかもしれないからです。

今後、もしこの小屋が大きく話題になって、トイレやシャワーなどの設備を追加したい!となった時を見越してのことです。
今のところ、淡い希望ではありますが、将来何があるか分かりません。成長枠を残しておきます。


一日の作業の最後に水平器で測ってみました。悪くありません。
本日も頑張りました。