Over the Rainbow

新しい時代がやって来ます。

今はまだ、信じられないかもしれませんが、

それは確実にやって来ます。

それは明日かもしれません。

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祝2021年 明けましておめでとうございます☀

皆様、新年明けましておめでとうございます。年末のあわただしさから抜けて、ウソのように晴れやかに新年を迎えることが出来ました。

昨年は本当に色々ありました。多くの人に助けられた一年でもありました。

おかげさまで、無事に2021年に突入しております。2021年と言えば、「SF」!!と叫んでしまう私は古い人間なのでしょうか?子供の頃は近未来の宇宙世紀でしたが気がつけば、まさに現在進行形です。

すごい時代に生きております。きっと歴史に残る出来事が目白押しの年になるに違いありません。

さて、そんな時代を生きてゆく心の指標となるパワー・ワードを毎年設定してきました。ちなみに昨年は予告投球☆ど真ん中ストレートで!!というものでした。今、振り返るとコロナ禍を予感していたかのような、タイムリーな記事だったとしみじみ感じております。

そして、本年2021年にふさわしい、タイトルを初日の出を眺めつつ考えました。

その時の様子がこちらです。太陽が昇らんとする上空に看板がデデン!と鎮座しております。この状況にビビビっと感じるものがありました。

どちらの道を選択するのかを迫られているかのようです。

私は迷わず、サイルリングロードでお願いしまぁす!!

というわけで、2021年のスローガンはこちら。

自分エクスプレス☆ 出発進行!

気持ちよく軽やかに走ってゆける自分専用道路を行きます。(予定)

本年もよろしくお願い致します。

鉄は熱いうちに打て

世間では秋物のいでたちで行き交う人々が見られるようになりましたが、工房内は現在も扇風機が活躍しております。それでも、朝夕は涼しくなってきました。夏の間、中断しておりました小屋の内装も最近はやるように心がけております。

今回は窓の開閉のためのハンドル制作です。ネットで色々と検索したのですが、ちょうど具合の良い形のものが見つからなかったので、自分で作ってみました。

熱源には困らなかったものの、熱して叩くの繰り返しで、結構な時間がかかりました。

この段階では特殊なものに見えませんが、窓の開閉に支障のない角度と形状が求められます。

取り付けが完了した状態です。行き当たりばったりで、世の中に存在しない規格でものを作ると、市販のパーツとの組み合わせが上手くゆかなくなってしまいます。良い勉強になりましたが、そもそも世の中に合わせるということができない人間ですので、これからもこんな事例が頻発するかと、想像します。

設計図というものがないので、後から困ることもあります。それでも、なんとかここまで、来ました。これからも、きっとなんとかなるでしょう。

今後は内装のグレードアップを継続させながら、様々な企画を催してゆきたいと考えています。11月にはステンドグラスのワークショップを予定しております。

小屋*内装*報告です

工房横に建設していた小屋はその後、どうなっているのか・・・・?

気にかけてくれている方もいるかもしれません。

 

ご安心ください。

ゆっくりではありますが、確実に進んでおります。

これまでは、ひたすら

コンクリート&セメント&モルタル

左官屋さん的な連続コンボが続いておりましたが、最近は素材の幅が広がりました。

セラミックタイルをダイヤモンドカッターで加工して+貼るという技を覚えたことで、おしゃれ番長へと進化しつつあります。

以前は左官で均して表面を作ってお終いでしたが

ここからタイルを貼りつけます。

 

重厚で奥行きを感じさせるたたずまいです。

ロフト部分の柱は壁紙でフロアーは塩ビシートになります。

銘木を薄くシート状にしたものを貼り付けると

見た目はまさに天然木の板そのもののです。

その他、庭で使っていたベンチも色を塗り替えて、

クッションを乗せてあげれば、手づくりでオリジナルなものに仕上がります。

今は自分に出来ることを丁寧に淡々とこなしている日々ですが、

コロナウイルス騒動が収まった暁にはババンっとお披露目したいと思っています。

 

魅力☆再発見 プロジェクト

「自分の魅力は自分が一番良く知っている」

と自信を持って断言できれば良いのですが、

最近は朝食に何を食べたのか??思い出せないこともしばしばです。

さすがに、規則正しく寸分の狂いもない、デジャヴのような日々を長年過ごしていると、そんな感覚になったりもしますよね。

たぶん・・・歳のせいではありません。

 

工芸の魅力は単調な日々の積み重ねと

気の遠くなるような繰り返しから生み出され、それが技として継承されるものですが、

一方で

自分だけの世界にのめり込み過ぎると、世の中から取り残され、自己完結してしまう危険性があります。

 

吹きガラスの魅力を広く一般に向けて発信して、

さらに無限ループのような生活にも

新しい風を呼び込みたいと考えていたところ、

救世主がやって来ました。

広尾学園高等学校

高松愛実さんと丹尾陽さんです。

お二人はチーム(Hinaami)として

日本の伝統文化を世界に発信するボランティア活動をしております。

じゃかプロ

海外で生活していた経験を生かして、ビジネスアイデアコンテストに出場するなど

精力的に地域活性化にも取り組んでいます。

そんなお二人に今回は工房の公式PR動画の制作をお願いしました。

まずは通常の体験制作と同じ手順でデザインサンプルと色見本を見ながら、

装飾とカタチを決めていただきました。

作業内容の説明と軽い練習をしてから、制作をしてもらいます。

日常生活では1200℃で熔けているガラスに遭遇することはまずないので、

ガラスの質感の違いに多くの人がとまどい、緊張するものですが、

実に楽しげに制作していました。

完成した作品はこちらです。

もちろん、ある程度はこちらで制作をサポートしました。

それでも、一般的な仕上がりよりも一段上の完成度にびっくりしました。

この時点ではまだ高校一年生です。

秘められたポテンシャルの高さを感じさせます。

 

この調子でPR動画の制作も進めてもらっています。

完成がすごく楽しみです。

 

 

 

予告投球

当工房の吹きガラス教室に通う生徒さんには新年最初の授業でお願いしていることがあります。

毎年、恒例の行事なのですが、ほとんどの生徒さんは「次回の授業まで持ち帰らせてください・・・

と申し出て、神妙な顔で帰ってゆきます。

 

あまり望まれていない企画のようですが、かれこれ10年以上続いている当工房の伝統行事ですので、これからも何とか存続ざせたいと願っています。

このブログを熟読されている方(いるのかな?)はご存知かと思いますが、

企画の内容は「一年の目標を紙に書いて、生徒さんがそれぞれ、持っている作品箱に貼ってもらう」というものです。

ちなみに、わたしの昨年の標語は「宇宙の風に乗る」でした。

一見、ふざけた響きを醸し出しておりますが、引き寄せの法則に基いておりますので効果は絶大です。

 

さて、私自身の本年の標語をこの場を借りまして、発表したいと思います。

予告投球☆ど真ん中ストレートで!!

2020年はこれでいきたいと思います。

何のことか、さっぱり分かりませんね。

このあたりも、実は緻密な戦略です。

手垢のついていない自分だけが知っている不思議な呪文であることが重要です。

いざという時!!一撃必殺のタイミングで起動させるブースト機能なので、

巷でありふれたワードにしてしまうと、誤作動を引き起こしてしまいかねません。

絶対に失敗できない場面で魔が差してしまうことは良くあることです。

いつも通りが、いかに難しいかは、身にしみて痛感するところです。

ですので、珍妙さが大事なのです。

 

ちょっとした、自己暗示のようなものですが、一流のアスリートは独自の流儀にこだわったりします。

 

 

イメージで恐縮ですが、9回裏ツーアウト、満塁、一打サヨナラの場面で、

予告投球をいきなり宣言したら、

レジェンドクラスのおバカさんか、策士かのどちらかですね。

 

これまで、自分が築き上げてきたものが2020年

どこに行き着くかは、

正直なところ、分かりません。

 

だから、直球でいきます。

迷わず、真ん中に投げ込みます。

そこだけは、今、決めておきたいと思いました。

 

本年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます

2020年がスタートしました!

明けましておめでとうございます。

今年はここ数年間、温めてきたプロジェクトの始動させる年にしてゆきたいと思っています。

工房横に建てている小屋の内装がいよいよ整ってまいりました。

防音とクッション性を兼ねたシートを敷き詰めた上に板を打付けました。

ペンキで表面を滑らかにした後にプライマーで下地処理した状態です。

最終的にエンボス加工された床材を張り付けました。

計画では天然木の無垢材を使用する予定でしたが、湿度により反ったりしてメンテナンスが大変であるということで断念しました。

天井ロフト部分もまだまだ手を入れてゆかないといけない段階ですが、使用するのには問題はないところまで仕上がってきました。

現在はこんな雰囲気です。

1月初旬からウクレレ教室で使用したいという方がいらっしゃるので、お試しで運用を開始していきます。

本年もよろしくお願い致します。

夏休み体験教室実施中

クラウドファンディングが無事、終了しました。

多くの皆様に、ご支援、ご声援いただきましたことで、大きな励みになりました。

心より感謝申し上げます。

まだまだ、完成までやらなければならない作業が山積みですが、あきらめることなく続けてゆくつもりです。

今後とも、よろしくお願い致します。

 

ただ今、夏休み中ということもあり、連日たくさんの小学生に足を運んでもらっています。

先日は地元中学校の美術部14名に来てもらいました。

そんな毎日です。8月末までは、気持ちを切り換えて、体験教室の指導に励みたいと思っております。

これらは、実際にお客様が作ったグラスたちです。

サンプルとは違った配色と形で多様なバリエーションが生まれます。

想定していなかったコンビネーションに「この組み合わせはアリだな。」と内心、思うこともあります。

 

さて、事務的なお知らせです。お盆中も休まず営業しております。

大変、混み合っておりますが、時間帯によってはまだ、空があります。

電話にてお問い合わせください。

ショップ内は冷房が効いております。お待ちいただいている間は、涼んでいただけます。

工房内は扇風機の風が常時、当たっている環境ですが、製作中は汗をかきます。

汗拭きタオルと水筒などご持参ください。

 

車でのお越しの際は工房横に2台分の駐車スペースがあります。ご利用ください。

平成最後の一日

本日あと数時間で平成31年間の時代の幕が降りようとしております。

よくよく考えてみれば、自分の人生の半分以上の時間を過ごしてきたわけで不思議な気分になります。

今の自分のライフスタイルを大学時代に・・否

20年前にでも想像できていたならば、

もっと、もっと時間を大切に

一日一日をかけがいのないものとして過ごしていただろうと悔やまれてなりません。

以前、教室の生徒さんに「明日がもし、世界が終わる最後の一日がだったら、どのように過ごすか

と問いかけてみたことがあります。

その生徒さんは「ガラスを吹きにここに来る」と即答して

度肝を抜かれたことがあります。

やっぱり、自分はそんな日が来ることがあっても、ここでガラスを吹いているのでしょうか???

そこで、20年後の未来の自分のために「平成最後の一日」をここに記しておきたいと思います。

まず、朝一で前日の作品を取り出すために徐冷炉の温度を確認して温度を室温に近づけていくために

扉をほんの少し開けます。

工房の清掃後に作品を取り出して、お客さんの名前と作品を間違えないようにラベリングして順番に並べたら、

コップ底の平面を削って、磨いての作業。

 

ショップオープンと共に予約時間で次々と訪れる客さんをお迎えします。

ひたすら、5時まで体験教室でお客さんの制作のお手伝いをします。

(画像は最近イチオシの制作サンプルです。)

今日は仕事の最後に体験制作の装飾用の色ガラスを吹いて終了。

夕飯を済ますとここからラストスパート!!

離れの小屋の内装を手がけます。

ぽちポチとホチキスで金網を止めている様子です。

少し前の状態

荒れ果てた空き家のような風景が

なんということでしょう~~♪

匠の仕上がりに近づきつつあります。

ちょっと浮かれているうちに最後の刻が迫ってきております。

明日は10時オープンなので、早々にお風呂に入って→歯磨いて→寝ることにいたします。

以上、本日のダイジェスト解説でした。

 

 

吾輩はときどき猫である[追記]

前回の記事で無難にまとめたつもりではありましたが、

日が経つにつれて、しっくり来ない部分が無視できなくなってきたので、補足として書き足したいと思います。

これからはもっとグローバルでローカルな素敵なお店になるよ」という趣旨のメッセージで受け取られた方も多いかと思います。

しかし、現実としては険しい道のりです。

みんな違って、みんないい」といった牧歌的な世界は嫌いではないのですが、

自分と真っ向から対立する価値観を持つ存在を受け入れるためには、

表面的な平和主義とは裏腹に自己矛盾や葛藤に向き合う果てのない戦いの日々が続きます。

多様な視点の活用(ダイバーシティ論)は魅力的ではありますが、

事業として成功していない事例を目にすると、安易な結論は控えたほうが良いなという気分になってしまいます。

部分の集合が総体ではない」という現象に対して明確な解答はありません。

それでも、ソース(源)との溝を埋めるために、自分の心の羅針盤で舵を切ってゆきたいと思います。

今後もワケの分からんことをつぶやくかもしれませんが、

生暖かい目で見守っていただけると幸いです。